コース
希望ヶ丘駅→春の木神社→密教塚→長楽寺→希望ヶ丘地区センター→水の森公園→猫塚→善部神明社→妙蓮寺→善部町公園→長昌寺→
日吉神社→二俣川駅
主なポイントの写真紹介
春の木神社
口伝によると、伊勢講の人々が伊勢神宮より持ち帰った神符を納め祀ったのが始まりで、元亀元年(1570)に社殿が建立されたと伝えます。昭和23年に三ツ境神社を合祀しました。市の名木・古木にタブノキがあります。
現在では、市内で最も高い所(標高92m)に立地するところから、横浜FCが必勝祈願に毎年参拝しています。
横浜FCも高い目標をもって戦っているのでしょうね?
春の木神社の境内のタブノキの根元に、青面金剛庚申塔(密教塚)(写真左側)があります。
江戸時代中期、この地に疫病が流行りましたが、当時の別当である長楽寺の和尚の教えに従い、村の人たちは自分の家を焼き、家財道具や衣類も現在の春の木神社の境内に持ち寄って焼却し、新しい土地に移り住んだと云われています。焼いた灰を三か所に埋め、塚をつくり密教塚と云われるようになりました。
長楽寺
浄土宗 三経山 浄業院 長楽寺と号す。
宅間次郎規次により寛永2年(1625)建立されました。
別名 しゃもち寺とも云われています。久しくお清めした、しゃもじを檀信徒に配り、古くなったしゃもじに感謝し、1月15日にお炊き上げするしゃもじ供養を行っているところから、「しゃもじ寺」とも呼ばれていなす。
水の森公園
公園内の湧水は帷子川・二俣川の源流の一つになっています。源流となる湧水が、市街地の中に残されているのは大変珍しく貴重な環境となっています。
全国の湖沼や水路などに生育するヘラオモダカ(夏から秋にかけて白い花が咲く)の水草などが生い茂る池が広がり、まるで、山の中にいるような雰囲気を醸し出す公園となっています。
猫塚
石碑に「妙法門 法妙真信女」元禄6年(1694)とある。
元禄のころ、巡礼中のお婆さんが、善部の村を通りかかりました。、飢えと疲れのため亡くなってしまいました。
傍らで、一匹の猫がしきりに鳴いていましたが、間もなく、後を追うように死んでしまいました。村人はその場に、お婆さんと猫を埋め、塚と石碑を立てて供養しました。それから、猫塚と呼ばれるようになり、可愛がっている猫や犬が死ぬとそこに埋めたといいます。
現在の場所は、少し移されて、猫や犬が埋まっている塚はなくなってしまいました。
日蓮宗 松久山 妙蓮寺
地頭・宅間伊織が寛永5年(1628)名主・和田四郎左衛門に命じ建立。
江戸時代後期に伝えられたという「曲題目」は県の民俗無形文化財に指定されている。4年に一度のオリンピクイヤーには盛大に行われるとか?
また、境内には、和田義盛公の公碑があり、市の名木に「イヌマキ」「イトシバ」がある。
曹洞宗 永谷山 長昌寺
天正7年(1579)厚木市飯山の「金剛寺」から分院し建立されました。慶長5年(1600)現在のさちが丘第三公園の辺りにあった寺を現在の地に移しました。
境内にはイボトリ地蔵があります。お地蔵さんの前の石を借りて、イボを擦るとイボが取れる子から名付けられました。
日枝神社(ひよし古くはひえ)祭神は大山咋尊
天保14年(1843)滋賀県坂本の神社(比叡山東麓にある山王信仰の神社)から、ご神体の幣束を拝受し奥殿に安置したのが始まりとする。